スタッフ問題も自責思考で!
私が衝撃を受けた言葉があります。
「地震が起こっても自分の責任だ!」
「全てにおいて自己責任だと思うべし!」
これを聞いて「はぁ?」って思った人もいるかもしれません。
この話の本質は「起こるすべての事象は自己責任だ」という事だ。
優秀な経営者ほど、何か失敗やトラブルが起こった時に絶対に他責ではなく自責として考えます。
例えば、レジ金をスタッフが盗んだとします。
本来は盗んだスタッフが悪いのですが、
優秀な経営者はスタッフにお金を盗ませた仕組みをつくたってしまった自分が悪いと考えるのです。
キンコン西野さんが言うには
「人のエラーはなくてあるのは仕組みのエラーのみ」
と言い切っていました。
人がエラーをするのは、その仕組み自体に原因があり、そこを改善する事によって人のエラーを無くすのです。
スタッフを叱ってもう、するんじゃないぞと言ってもまた起こったらまた叱るだけでは改善されません。
レジ金が無くなったのなら、やる事は即座にレジが映るような防犯カメラを設置し、スタッフが盗む気持ちさえ起こらない仕組みを作るのが上の役目となります。
もし南海トラフ地震が起こって、私のクリニックが倒壊して病院が営業できなくて潰れてしまったとします。
これは誰の責任ですか?
本質はここです。
この場合でも全て自分の責任だという事です。
まずその為のリスクヘッジをどこまで考えているか?
私のクリニックは地震に備える点も含めて
鉄骨造でかなり丈夫に造りました。
(その分値段はかなり高くなりましたが。)
そして運転資金であるキャッシュをしっかりと残しておく。
これもリスクヘッジの1つです。
保険に入っているか?などもそうです。
例えどんな事が起こっても、患者様、スタッフ、そして家族を守ることがわたしの責任です。
倒産した場合患者様になんとお詫びするのか?
地震のせいでクリニックが潰れましたので、ごめんなさいでは済まされないのです。
すなわち、地震が起こしたのは私ではないが、クリニックが潰れてしまったのは私の責任なのです。
スタッフとソリが合わないや、スタッフがすぐに辞めるなどよく聞きますが、全て院長の責任です。
例え、スタッフ同士が仲が悪くても自分が悪いのです。
仲良くする環境を提供できていないのだから、どうやったら辞めないか、どうやったら仲良くできる環境を提供できるかを考え抜くのです。
「他責ではなく、全て自責で考える」
これは成功者や成長するスピードが速い人も全て自責で物事を考えます。
全ての問題の起点が自分に向いているので言い訳ができないのです。
悪い事は全て自分のせいであり、負の要素を改善すればそれは全て自己成長につながります。
ベクトルを全て自分に向けるのです。
さらに上の思考にいくと、悪い事は全て自分のせいであり、良い事は全て周りのおかげであり感謝の気持ちを忘れなければ、成長はさらに劇的に加速します。
私もまだまだ、自分の思考や感情をコントロールできていません。
でも「人のせいにしない」
という事は頑張っています。
皆さんは如何でしょうか?