第25話
新時代患者 患者様の消費者行動の移り変わりにアジャストせよ!
ビジネスの基本は消費者行動心理を知る事です。
まず今の時代、患者様はどこにいるのか?
答えは「スマホ」の中にいます。
ちなみに私のホームページへの流入デバイスは95%がスマホで残り5%がPCです。
PCサイトいるのかな?と思ってしまいます。笑
それでは次はスマホの中のどこにいるのか?
それは年齢層によって違います。
衝撃的な話をします!
社会人の新入生でFacebook(メタ)のアカウントを持っている人は約7%だそうです。
それなら実質使用している人は1〜3%ぐらいじゃないでしょうか。
FBに若い人はいません。
歯科医師はFBを使う事が多いので、それがわからなくなります。
もう一度いいます。
一般の若い人はもうFBを使っていません。
(逆に50〜70代以上の人はFBを使用している人は多いですね)
では若い人はどこにいるのか?
20-40代はInstagram、YouTubeなどの別のプラットフォームにいます。
TikTokも動画再生時間が長くなり、同じ年代ぐらいの人が見ていると思われます。
さらに一桁代、10代とかはゲーム🎮をやってる子はDiscordを使用しています。
フォートナイトとかのゲームをやってる人は当たり前に必須ですね。
自分が来て欲しい患者様がどこにいて、どういった特徴を持っているのかの仮説を立てることを「ペルソナ設定」といいます。
一般的なビジネスでは、性別や住んでるところ、収入など色々な条件を考えて商品コンセプトや売り方を考えます。
こういった事を考えながら、仮説検証を繰り返す必要があります。
私のセミナーでは患者様の消費者行動は
「Walk in」→「Search in」
へと変化したと伝えています。
スマホがない時代は皆さん歩いていて、良い雰囲氣のお店や駅前に綺麗な歯医者ができたらいってみてました。
しかし、現代はスマホに出てきたお店や歯科医院の方が気になる時代です。
百歩ゆずって駅前に綺麗な歯医者さんができ、目にしたとしても飛び込まないですよね。
先ずは調べます。
どんな先生でどんな治療が得意なのか?
さらに、最近ではまずInstagramやSNSで口コミや他の個人の感想などを調べる人も多くなってきました。
飲食などの店舗ビジネスでは完全にそうですよね。
Instagramで口コミサイトで個人の感想や写真が参考にして選んでいるのが現状です。
Instagram、FB(メタ)Twitter、YouTubeなどの「SNS」の普及によって個人放送局ができ、一億総配信時代となりました。
時代の流れ的に参考にする人も増えるのは当然です。
インターネット上に溢れている情報で患者様はどうやっては自分に合った歯科医院を探し出し、お問い合わせしてくるのか?
患者様の行動の順序を実際にやってみて、そこに問題やヒントがないか常にチェックするのは重要です。
これを「カスタマージャーニー」といいます。
カスタマージャーニーとは認知から購買に至るまでのプロセスのことをいいます。
逆の立場から自分の治療が選ばれ来てもらえるまでの行動の検証は重要です。
皆さんもう一度、自分が患者様の立場になって自分のクリニックのSNSやホームページが患者様に優しく、わかりやすいかを確かめてください。