第37話
デジタルwebマーケティング攻略企画 第二弾 「 ゼロからはじめるSEO」 SEO Serch Engine Optimization 検索エンジン最適化(前編) Dr岩下のSEOの歴史と移り変わり!
私が本格的にSEOの勉強を始めたのは
2015年の夏。ある人との出会いからだ。
当時のオーナーが、ある人の話を聞いといてと言われたので、会う事になった。
それまでにも、何十人もホームページ会社の人と話をして、正直な話
「またか。。。どうせ。。。」
と思ったのを今でも覚えている。
HP会社の人はみんな、調子の良い話ばかり。
そして、歯科医師は素人なのでわからない。
私も何度もカモられてきた人間だ。
有名な先生のところのHPを担当していますとか、我が社が作ったHPでこのクリニックは患者様が沢山来られていますとか。
正直言ってそれって、どこまで再現性があるのか???
その先生はそもそも有名だから来てるのでは?
そして結果が思ったように出ないと新たな提案をしてきてまたお金がかかる。
儲けているのはあなたの会社だけでは?
今ならSEOの難しさがわかるので
「このレベルのものは結果が出なくても仕方がないよね」って納得できる。
でも少なくともしっかりとデータをとって検証し、次の新たな仮説を立てた上で改善の提案をして欲しいところだ。
その時に出会ったのがYさんだ。
私にとって彼に出会った事が人生の転機であった。
あの頃は、私のWebマーケティングというかHPの仕掛け方において路頭に迷っていた。
Yさんに出会ってまず感じた事は、莫大な検証データと莫大な歯科関係のサイトを持っている事だ。
歯科関係のサイトとはクリニックのHPはもちろん、それ以外の紹介サイトやポータルサイトだ。
そのデータを見せて頂き、正直この人ヤバイと思った。もちろんいい意味でだ。
私の大好きな言葉に「オタクこそ世界を変える」と言う言葉がある。
あの人達は純粋に自分の好きな物に没頭している。
そもそも仕事で嫌々やっている人はオタクに敵うはずがない。
YさんはSEOオタクだ。
朝4〜5時に起きて、SEOの仕事をされており、私は基本的に朝にYさんと打ち合わせをする。
あときちんとできる事とできない事を言ってくれるのと、決して大風呂敷を広げない。
彼のSEOは地元の最寄り駅から徐々に広げていくスタイルで、まるで木が根を徐々に土の中に広がっていくようにネットの中に自分のHPが浸透していくイメージだ。
その方法とは、ソース(プログラム)を触りながら、外部リンクをそのホームページに張りながらページを増やしていく手法だ。
この方法はかなり有効で、どんどん順位が上がっていった。
キーワードには難易度があって、ビックキーワードやミドルキーワード、ロングテールキーワードなどがある。
正式な定義はないがイメージ的に
ビッグキーワードとは
ワンキーワードや大阪などの人口が多いキーワードだ。
例えば「インプラント」や「インビザライン」などだ。
もしくは「大阪〇〇〇〇」などもビッグキーワードの部類に入る。
大阪がビッグキーワードだからだ。
ミドルキーワードは2語からなるキーワードだ。
例えば「インプラント 値段」「矯正歯科 子供」などだ。
ロングテールキーワードとは長い尻尾(しっぽ)という意味で3語からなるキーワードだ。
キーワードが長くなればなるほど、検索ボリュームも少なくなるので難易度は下がるが、たまにロングテールキーワードでも、大当たりのキーワードがある。
当たりとは難易度は簡単だが、検索ボリュームが多いキーワードだ。
私はそれを「お宝キーワード」と呼んでいる。
(後編に続く)