第43話
デジタルwebマーケティング攻略企画 第八弾 これだけはおさえておこう! 歯科に必要な 4つのwebマーケティング用語&アプリ 「ROAS CPA Canva CapCut」
歯科医師がwebマーケティングをするにあたって、以下の4つのキーワードをおさえておきましょう!
①ROAS
②CPA
③Canva(画像制作アプリ)
④CupCut(動画制作アプリ)
ある程度の基本となる知識とデータがないと自分がやっている事の検証ができませんのでその方法をお伝えします。
もしくは、頼んでいる業者さんがこれらを理解した上でデータをとりチェックしているかを確認しましょう。
但し、最終的なお問い合わせ数や売り上げを知っているのは院長である自分だけです。
経営者とはその数字と向き合い対策を練るのも仕事です。
それが嫌なら開業せずに勤務医でいるべきです。
そして、自費開業はさらにそれに向き合う時間が多くなります。
ただそこまで内容は難しくはないので、目安だけ知っておけば良いです。
基本を知って後は実際にやってみてデータを取ってみてください。
① ROAS
「Return On Advertising Spend」の略で
「広告費用の回収率」や「費用対効果」と訳され「ロアス」と読みます。
ROASを求める式は
広告からの売上÷広告費(コスト)×100(%)
では自費診療の広告費の平均的なROASはどのぐらいかというと「1000%」です。
広告費の10倍を稼げていたらオッケーです。
つまり100万円をかけて、1000万を稼ぐイメージですね。
ただ私はそれを上限とし、1000万円を稼ぐのに100万円以下の広告費で稼ぐのが理想です。
広告費が少なければ少ないほど優秀な広告です。ちなみに私は2000%以上です。
②CPA 「 Cost per Action」
消費者に一つの行動を起こさせるのにいくらかかっているか?をCPAといいます。
それぞれの広告宣伝によるCPAがいくらなのかの基準値がないと検証できませんし、CPAが低いことはすなわちコスパが良い事を意味します。
それがどの段階の行動かで値段もかわります。
そこで皆さんにある程度の基準値をお伝えします。
まずGoogleのリスティング広告でインビザラインだとワンクリックされるのにCPAは600-800円ぐらいになります。
かなり高いですよね。
さらに契約までの平均的なCPAを考えた場合
2万円ほどを目安にしてください。
つまり、矯正80万円の契約を2万円の広告費で契約するイメージです。
それが一つの目安となります。
③Canva
画像制作ソフトです。
スマホの無料アプリで、プロのようなイラストやスライドが作れます。
テンプレートが山ほどあり、写真とテキストを入れ替えるだけでそれっぽく見えます。
ちなみに、このルベルのアカウントのサムネは全てキャンバで作成しています。
あとは、数をこなしてお客様の反応を見ながらどんどん作ってテストしていきましょう。
基本、歯科の広告はデザインよりも内容です。患者様の悩みを解決する方法がわかりやすく書かれているかがポイントです。
④CapCut
動画作成ソフトです。これも無料で使えます。
マイクロ治療の動画や自分の症例をスライドショーにして流すのも効果があります。
動きをつける事で患者様は興味が惹かれます。
これらのアプリは20〜30代の先生方のほうが使いこなしているイメージです。
スマホ世代ですね。
これらのアプリの歯科での使い方も来年のセミナーで行う予定です。