スキャン前に必ずするべき3つのこと/ゼロからはじめるデジタル歯科治療



【スキャン前の3つの必須事項】



さぁ、今日はスキャンの日だ!
といきなり行うその前に。やるべき事はおわかりでしょうか?

確認しておく三つのポイントがあります!

その3つのポイントを抑えた後にスリーフレームスキャンを意識してやってみてくださいね

①咬合接触点の印記
スキャンをする前に咬合紙を噛ませてください。

石膏模型では色が単一で、口腔内よ咬合接触点を印記して送るのは困難ですが、スキャンは色も送ることも可能です。
ラボ側では、そのスキャンデータの咬合接触点の印記を見て咬合調整を行います。この印記があるか無いかで咬合調整の精度は格段に変わります。皆さん癖づけて下さいね!

②メタルクラウンの確認
よく研磨されたピカピカのメタルクラウンはスキャンの光が反射しスキャンしにくい時があります。これは、ピカピカに光るジルコニアクラウンも同じようになります。

そんな時はメタル表面をマッドにするスプレーを使用するとスムーズにスキャンする事ができます。
一つ院内にあっても良いかもしれませんね。

③よく乾燥させる
当たり前の事かもしれませんが、唾液が歯面や鼓形空隙に残ってると像がぼやけてしまいます。
これによって咬合の誤差やコンタクトの不適合が生じてきます。
 どの像が乾燥不足なのかを指摘できるようになり、スタッフみんなで共有し、乾燥不足を無くしていきましょう。

そして、最後に「3フレームスキャン」です。
基本的には上顎と同じです。

臼歯部では咬合面、頬側、舌側
前歯部では切縁、唇側、舌側   
この3フレーム(面)を意識する。

そして、下顎の場合は2ndラインは舌側からです。

これらのポイントをおさえた上で皆さん明日からの、そしてこれからのデジタル歯科治療を楽しんで日々の臨床をしてみてください。

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