第40話 デジタルwebマーケティング攻略企画 第五弾 「PPC =Pay Per Clicを理解しよう!」 (後編) リスティング広告をぶっ倒せ! 2023年に復讐戦を挑んだDr.岩下! 果たしてその結末やいかに!?

第40話

デジタルwebマーケティング攻略企画 第五弾 「PPC =Pay Per Clicを理解しよう!」 (後編) リスティング広告をぶっ倒せ! 2023年に復讐戦を挑んだDr.岩下! 果たしてその結末やいかに!?

(前回の続き)

2021年久しぶりにPPCをやる事になった。 
えっ!
なぜ6年ぶりにやる気になったかって!?

それはあるキーワードがSEOのアルゴリズムの変化で日本1位から32位に落ちてしまい、月の売り上げが数百万ダウンしたからだ。泣

「なんとかせねば」と久しぶりにリスティングをやる事にしたが、焦ってしまいまた同じ過ちをしてしまった。

その時に私は3つの施策を立て実行に移した。

①SEOで別のキーワードの発掘とページ作成
②クリニックの前に看板を立てる
③LPの作成とリスティング広告

私は①②に時間をさいて③をまた業者さんに任せてしまったのだ。
失敗の原因は結局また人任せにしたことだ。

いくら優秀なweb制作会社といえども、その歯科医師の治療の内容や強みまで理解できる人はいないし、その先生と深いところまで話し合わないと引き出せない。

その先生が他と比べて何に優位性があるのかは歯科医師自ら伝えないと、いくらデザインが良くても、うまく見せたとしても患者様のハートには響かない。
すなわち丸投げは上手くいかないという事だ。

インビザランのLPを30万ほどで作ったが、デザインはすごく良かったが、内容はよくある感じであまり特徴は無かった。

それを20万の広告費を3ヶ月、合計100万円をかけたが、これを見たと来院された方は2人ぐらいだ。正直赤字で大失敗!

私は基本的にwebの施策をする時に3ヶ月を一つのスパンで考える。
3ヶ月のデータを取り、検証した結果、先が見えなければ、方向転換するか、完全にやめる。

何か兆候が見えれば、そこを掘り下げるかアレンジしてさらに攻める。
これを「フラグが立つ」という。

このときは3ヶ月してフラグが全く立たなかったので、完全にストップしてやめた。

100万無駄になった。実際のところはそのLPの内容をバラバラにして他のページにも移植しているので完全に無駄ではないが、LPとしては機能しなかった。

その時はSEOで他の記事がうまくいったので、そっちに重きを置いて売り上げを復活させた。

私がリスティングに本気になったのは、2022年12月だ。

Instagramのリスティング広告を本気で自分でやってみたのだ。
自分で記事やイラストもキャンバで作り、導線を組み(どのようにお問い合わせまで繋げるか)自分で広告の流れを全て作った。

記事も何個も作成、それらの投稿を同時にして、同じ金額を同じ期間広告する事によって、どれがどう反応するかをデータを取り検証した。
反応が良かったものに広告費を集中させるためのABテストを行ったのだ。
患者様が何に反応し、何を求めているのかのセンターピンを掴む事ができた。
再現性を見つけた期間は3ヶ月だ。

それで感覚を掴んだ私は、今度はかつて失敗を繰り返したGoogleのリスティング広告に復讐戦を挑んだのだ。

今度は自分で案を捻り出し、3ヶ月かけてLPを作り、福さんと何度も打ち合わせをして、練り込んだLPを4月から仕掛けた。

データを取りながら、福さんと検証を繰り返し再現性を見つけていく。

ここが1番楽しいところだ。
そしてとうとう、3ヶ月で再現性を見つけたのだ。
正直、今1番経営は安定している。

そう、私は10年以上負け続けた
リスティング広告をようやく倒したのだ!!!  

ウォー!(勝利の雄叫び)

(このデータと検証が他の先生方の参考になると思います。それらをお伝えしているのがIDLセミナーです。)