第10話 新時代テクニシャン!デジタル矯正ラボ「SPADEのOZAKI」登場!

第10話

新時代テクニシャン!デジタル矯正ラボ「SPADEのOZAKI」登場!

彼との馴れ初めから語ろうか。。。

尾崎さんと出会ったのは、もう10年以上前だ。

私の前院のオーナーが矯正専門医で、その本院の院内ラボで出会った。

はじめてあった日を今でも覚えている。
物腰柔らかく、若いのに超丁寧で、几帳面そうだなと感じた。

一見見た目はおとなしそうなので、大丈夫かな?と心配したが、仕事を共にやっていくうちに、彼の仕事に対する姿勢と技工物を丁寧に仕上げてくるクオリティーの高さに驚いた。

独立するときも彼の物腰の柔らかさに少し心配をした。
歯科医の先生方が相手なので、無理難題を押し付けられたりしないかとヒヤヒヤしたが、全く問題なく彼は信頼を勝ち取り、関連医院を増やしていった。

なぜ彼が200以上の歯科医院と提携しているのか?!

彼の優位性は3つある!

①GP(一般歯科医)に特化したラボ

矯正専門のラボといえば、ケンオーソーやアソーが有名だが、そこの顧客は矯正専門医を相手に仕事をしている事が多い。

しかし、彼はそことは戦わず、完全にGPにフォーカスした歯科技工を考え出しラボを開設した。

彼は7年前に、これからGPが矯正治療をする時代がくると分かっていたのだ。

あまり矯正がわからないGPが治療できるように、超細かくわかりやすい指示書をつけて、その説明通りに治療をすれば歯が並ぶシステムを提供している。

しかも大半はマウスピースなので、ワイヤーペンディングなどが必要ないので、GPの先生方も安心して治療が行える。

②GPの先生方の頭の中を理解している

彼は全国のGPの勉強会に自ら勉強しにどんどん行っている。
GPの先生でも補綴に拘ると、どうしても歯を動かさないと綺麗に咬合が確立しないことがわかる。
そこに、尾崎さんの矯正技工が生きてくるのだ。

③デジタル矯正歯科にも対応

彼のラボはすでにセットアップなどは、デジタル画面上で行っている。

すなわち歯の模型を切って歯牙を一歯一歯を並べる時代は終わったのである。

よって、全てのIOS(口腔内スキャナー)でスキャンしたSTLデータにも対応できるし、もちろんアルジネート印象でとった模型も卓上スキャンで撮影した後にデジタルセットアップができる。

マウスピースにも対応できるし、もちろんブラケットにも対応できる。

スキャンデータにも対応できるし、石膏模型にも対応できる。

時代を先読みしている着眼点はさすがだ!

ここで気をつけて欲しいのは、マウスピースで全顎の難しいフルマウス、抜歯ケースとかは尾崎さんはあまりやらない。

それは、先生ご自身がリカバリーできないのはやるべきではない、という判断だからだ。

マイナー矯正では彼ほど、補綴のことを考えて、しかもGP がわからない、痒いところに手が届く矯正専門テクニシャンはいない。

しかもデジタルデータにも対応できるのはこれからの時代に適応している。

そう!彼こそまさに「新時代矯正テクニシャン」なのだ!