第14話 新時代求人 広告媒体を使わずに 歯科医師7名 歯科衛生士21名 応募の秘訣とは?

第14話

新時代求人 広告媒体を使わずに 歯科医師7名 歯科衛生士21名 応募の秘訣とは?

店舗ビジネスが上手くいく4つのポイントをご存知でしょうか?
この4つをおさえていれば、その事業は必ず拡大します。

①新規客
②リピート率
③求人
④離職率

この4つを意識し全てにおいて向上させれば、経営は上手くいき、その事業はスケール(拡大)を続けます。

ここで、注目して欲しいのが「人」に関わる部分が半分を占めるという事です。

つまり事業の拡大、安定には人の問題を絶対に外せません。

しかし、人の重要性に気づいていない先生方が非常に多いように感じます。

というか、もしかしたら最終的には半分以上、人の問題に帰結するかもしれません。

私のセミナーでは

「経営者は開業後3年間は医院存続のために、収入を増やす事に集中すべき」

とお伝えしています。

そして4年目からは

「経営の安定へと移行すべき」で

それには「人の安定」が必須です。

人の入れ替わりが激しいと、いつまでも求人に四苦八苦し、治療の質も安定せず良い治療を患者様に届ける事ができません。

では、求人をどうすれば良いのでしょうか?

当院は開業して2023年の1月まで、求人広告媒体に一度も広告を出していません。

しかし、開業後3年間でありがたい事に21人の歯科衛生士さんがHPの求人を見て来てくれました。

これが意味することは

「衛生士さんは、自分にあったクリニックを自らホームページで探している」

ということです。

要するに

「見つけて頂いた求人ページにしっかりと医院の強みを載せているか」

が重要なのです。

2023年4月の法人化に伴い、歯科アシスタントの求人を初めてグッピーに載せたところ、すぐに歯科助手が決まりました。

では、ドクターはどうでしょうか?
昨年Instagramで求人投稿したところ、1ヶ月で計7名の応募が全国からありました。

遠方の方もいらしたので、zoom面接などを経て、2ヶ月間の吟味の末、2023年4月から新しいドクターが決定しました。

彼を新時代歯医者に育てる事に今からワクワクしています。

先ずは、求人でも集客でも他院との優位性をつくり、その優位性を魅力的に発信しているか?が重要です。

「自分にはそんなものは無い」

と言われる先生がいますが、本当にそうですか?
好きな治療は無いですか?
他の人やクリニックよりこだわっているところは無いですか?
その好きを深掘りして、言語化して発信していますか?

自分では大した事ないと思っていても、他の人にはそれが魅力的に映ることも重々にあります。発信する事が大切です。

ここで、皆さんに1つ質問をします。

「自分がスタッフなら自分のもとで働きたいですか?」

私は自分がスタッフならどんな院長、どんな環境で働きたいかいつも考えています。

少なくとも自分が働きたいと思える院長であり仕事場であり、それを実現しようと日々努力しています。

スタッフも一人一人好みも違い、生活環境も違います。
各人にとって100%のクリニックなんて存在しません。
しかし、私の実現した環境に、自分の価値観や条件に照らし合わせて選んでいるはずです。

「人が集まる仕組み、人が辞めない仕組み」

求人と離職率の解決策を考えるのが経営者の仕事です!

今までの私の投稿で人の問題についてはかなり話しているので是非とも過去の投稿も参考にして下さいね!