第19話 歯科医師の「夢と金」について! キンコン西野さん「夢と金」読まれましたか?

第19話

歯科医師の「夢と金」について!キンコン西野さん「夢と金」読まれましたか?

開業前の先生方、そして開業間もない先生方に質問です。

皆さんの「夢を叶える為のお金」の勉強はしましたか?

そして、今もしていますか?

歯科医院を開業する時は1億円前後の借金をします。
土地から開業は2億近くなる場合もあります。(私も約2億の借金をしました。汗)

しかし、恐ろしい事に、歯科医師の大半はお金の勉強を全くせずに莫大な借金をして開業します。

開業資金、運転資金、設備投資、人件費、研究開発費や借金の返済などのキャッシュフロー、そして自分の年齢と体力の衰えと共に収入がどのように減っていくかの予想。

中松尾さんの投稿で、リアルな資金面や費用、レセプト枚数による歯科医師の年収などの記述がありますが、どこまで自分ごとに考えられていますか?
自分が50歳、60歳になった時を考えれていますか?

歯科医師に限らず、日本人は特にお金の勉強をしません。

日本の自殺率は先進国(G7)の中でトップ、自殺の原因2位が経済的な理由で、犯罪の動機でも2位です。

世界の時価総額ランキングの50位内を見ると

1989年 32社
2023年 0社

これから日本は人口が減り貧乏になります。

これが何を意味するか?
そして私達の次の世代が直面する現実とは。

これからの日本を生き抜く為にも
「お金」の勉強をしないといけません。

お金については

「守り方、増やし方、使い方」

について学ぶ必要があります。

さらに、深掘りすると使い方は

「消費、浪費、投資、投機、預金」

がありますが、これも誰も教えてくれません。

社会人、経営者、そして、子を持つ親として、これらについて答えられるぐらいの金融リテラシーが必要です。

日本では給料から税金などが勝手に天引きされるので、あまり考える機会がありません。

海外では一旦、全額給料が支払われた後に、自分で支払うので、税金について自分がいくら払ってるのかをめちゃくちゃ意識します。

自然と自分達のお金がどう使われているを考える機会が増え、政治にも関心がでます。

私は子供にも「お金」について教える必要があると思っています。

私の家では言葉をかなり選びながら8歳の子供にお金の話をします。

だって彼女達が大人になった時に、大変な世の中になるのは数字的にも確実です。

年金も70歳ではもらえないでしょう。
又は、年金制度が崩壊しているかもしれません。
世界ではそんな国ザラにあります。

昔は年金っていう制度があったらしいよ!
ってなってる可能性の方が高い。

日本人が出稼ぎにでかける時代になります。
去年テレビでやっていた介護の仕事をしていた人が英語を学んでオーストラリアで働くと年収3倍になったと。
ただ物価も3倍なので、向こうで節約しまくって日本で使う!
まさしく出稼ぎですよね。

日本には「金の亡者」という言葉があるようにお金の話は好まれません。
とくに医療では。。。

でも、しっかりと金融リテラシーを持って経営やお金の勉強をしないと、結局しわ寄せが来るのは立場の弱い人達です。

それは、スタッフです。
待遇や給料を上げてあげることさえできなくなります。

それに警笛を鳴らしているのがキンコン西野さんです。

是非ともお金の仕組みを学ぶのにも「夢と金」を読んでみてください。