第59話 破壊からの創造 岩下太一の100%自費開業日記  第4章スタート!!!

第59話

破壊からの創造 岩下太一の100%自費開業日記  第4章スタート!!!

2020年12月4日!
Googleアルゴリズムのアップデートで地獄に突き落とされた私だが、その3ヶ月後の2021年の2月!
なんと過去最高のお問い合わせ41件を記録したのだ。
そして、その翌月の3月は過去最高売り上げを記録した。

えっ!そんなことできるの?って!  
実は。。。できるんです!

私の座右の銘の一つに「ピンチをチャンスに変える!」がある。
新型コロナウイルスでの緊急事態宣言のときも新患数を増加させた。

今回の結果は日本1位だったキーワードを完全に捨てた事により得る事ができた。

今回のピンチで私には2つの選択肢があった。

①もう一度そのキーワードで日本1位を取りにいく。
②別のキーワードを育てて勝負する。

仮にもう一度取りにいっても、おそらく数ヶ月で日本1位に戻せる自信はあった。
前院と、開業後の自分の医院で2度も日本1位をとった事があるキーワードなので、そのやり方と難易度はなんとなくわかっていた。

でもそれでは自分の成長につながらないし、そのキーワードの治療は単価が安いので、更なる売り上げの大幅な増加に寄与しないのは明白だ。

それなら②の新たなキーワードを探し出し、単価の高い治療のキーワードを上げた方が医院としての収入が上がる。

ただし、また未知の戦いだ。
リスクもあるし上手くいくかは誰にもわからない。

ただ、今の私は昔とは違う。
今まで培ったSEO経験とノウハウと知識が蓄積されている。
そのノウハウを活かして新たな冒険へと踏み出したのだ。
先ずは自分のやりたい治療の関連キーワードを探し出し、その難易度を調べ、作戦を立てる。

あとはひたすら行動あるのみ。
すなわち文章を書きまくるのだ。
これこそ「泥水をすする期間」だ。。。

それを2ヶ月ぐらいやり続けると、お問い合わせは戻り、売り上げは結果的にかなり上がったのだ。

ただし安心はできない。
なぜならば、Google神によっていつ順位がまた落とされるかわからないからだ。
さらにもう一つの心配もある。

そもそも私が狙うキーワードは大手がまだ見つけていないキーワードを狙う事が多い。
でも、私が見つけて仕掛けてから2年後ぐらいにそのキーワードが大手に見つかり取られる事が多いのだ。

資本主義は資本力があるところが勝つ!
大手が新たなキーワードを取ろうと思えばSEOライターさんに記事を依頼して、優秀なコーダーさんにコーディングしてもらい、リスティング広告をかければ、だいたいそのキーワードは抑えることができる。

私の日本1位だったキーワードも他院の参入が激しくなって来たので、私はその海から退いたのだ。
ブルーオーシャンが徐々にレッドオーシャンになっていくのを感じたからだ。

結果的に私はより大きい魚を取りに別の大海原に出て見事に新たな大魚をゲットすることに成功したのだ。

今までの稼げたキーワードを「破壊」し、新たなキーワードを「創造」したことにより、新たな道が開けたのだ。

(今回のエピソードは2024年1月7日のセミナーで詳しく話します。)

〜少し先輩からのアドバイス〜

「破壊」することは不安だし、リスクもあるし、何よりも脳が拒否する。
人間の脳は恒常性維持機能があり変化を怖がる性質を持っている。
すなわち安定を望む。
でも自分の成長や成功は、その自分の殻の外にある事が多い。
本能の逆をいく事も時には必要だ!