最終話（あとがき） 岩下太一が100%自費開業から学んだこと。

皆さん、全70話にわたる100%自費開業日記を読んで頂き有難うございました。

皆さんの心には何が残りましたでしょうか？

この物語は若手で初めから自費100%開業というチャレンジをする歯科医師の話でした。

開業2年前から、そして開業してからの4年間で2億に到達するまでの6年間の物語です。
（2017年の夏〜2023年冬までの物語）

この日記はこれから開業される先生方、そして開業後まもない先生方に何か参考になれば…
と書かせて頂きました。

私の6年間の葛藤と思いを全て詰め込みました。

開業後4年間が経過し、現在のクリニックは

医療法人化
9時〜5時診療
院長は週4勤務
チェアー3台
年商2.1億越え（契約ベース）
スタッフ5人
口腔内スキャナー4台
3Dプリンター3台

すなわちチェアー1台で7000万円を生み出すコンパクト開業では、かなり合理的な開業を達成できたのではないでしょうか？

この物語で私が皆さんに伝えたかった事は3つです。

①コツコツ泥水を啜って努力すること
②未来への種蒔きを怠らないこと
③破壊からの創造

たわわに実った果実を得るには、腰を曲げてせっせと種蒔きする時期が必ず必要です。
種蒔きの時期が泥水を啜る時期です。
コツコツやり続ける事でしか成功はありません。

今の自分は過去10年間の結果です。
すなわち、10年後の自分は今の自分の行動の結果です。
今、未来への種蒔きしていない人が、10年後に上手くいってるはずがありません。
とにかく未来への種蒔きの「行動」をしてください。

脳は本能的に変化を嫌がります。
これを脳の恒常性維持機能といいます。
脳の仕組みの1つです。
昨日の自分を繰り返そうとします。
なぜなら、変化せずに昨日の自分を繰り返すと少なくとも今日は生きてるので生命維持が保たれる可能性が上がるからです。
でも、それでは現状は何も変わりません。
私は地獄を味わうたびにそれらを捨てて「破壊」し、新たなところに飛び込み「創造」しました。
その度に苦痛を感じますが、結果的にその度に成長できました。

この３つを忘れないでください。

（具体的にどう行動したら良いかわからない方はIDLセミナーで全てお伝えしています。もし宜しければ会いに来ませんか？）

「合理的歯科ライフ＝Ideal Dental Life」

これは合理的歯科経営と合理的歯科治療の2つの土台の上に成り立ちます。
この2つは互いに関係しています。

IDLによって、患者様、スタッフ、家族の三方を幸せにしましょう。
そうすれば自ずと幸せは自分に返ってきます。自分が幸せになりたければ、自分の周りの人々を幸せにするのが1番早いのです。
私はそれを、この自費開業を通して実感しました。

皆さんの歯科人生にこの自費開業日記が少しでもお役に立てれば幸いです。

2年間にわたり
お読み頂き有難うございました。

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次回「新企画スタート」

2024年新たなプロジェクト始動！

次回の投稿で全貌が明らかに！
　　　
Dr.岩下がこれからの歯科界にこんなものがあったらいいなぁってものを考え、作り、発信していきます！

必ず皆さんのお役に立つと思いますのでお楽しみに！