負けない!失敗しない為の準備/レオ先生の自費診療日記

負けない!失敗しない為の準備/レオ先生の自費診療日記



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岩下先生と毎日お話していると感じることがあります。

それは色々なことを想定した上での
「準備力」がハンパじゃない!ということです。

そこに自費開業と経営を成功させる秘訣が詰まっているんじゃないか?と思っています。

準備することなんて、誰だってできるんじゃないの?と思われるかもしれません。

勿論日々の診療に必要な道具を事前に用意したり、アポイントを確認してスムーズに1日を終える為の動きを確認したりというのはどの先生方もされているかと思います。

では、何にハンパじゃない!
と感じたかというと…

想定している物事の【深さ】が違うということです。

例えば、インプラントのオペがある時には
サージカルガイドやキット、プロトコルを事前に必ず手に取って確認され、手順の中であらゆる失敗の可能性を考え、その時にはどう対処するかということを色々なパターンと共に想像されています。

そして頭の中で10回以上オペを成功させるイメージを持って、実際にオペが始まった時は想定外のことが無いところまで考えを張り巡らせ、あとは手順通り作業を行うだけの状態にするということです。

私が色々なオペを行う時にも

事前に「10回成功した?」

と聞いてくださり
ひと通りイメトレはできてますと答えると

「じゃあこんなときどうする?」

と私が考えていなかったレアなパターンまで振ってくださり

なるほど…と納得させられることがあります。

オペに限らず、全顎的な治療計画を立てる中で

「なぜこうなったか?」

という原因を探りながら、過去の状況から治療完了後将来的にはこうなるだろうというところまで、囲碁や将棋のように何十手先まで思考を巡らせていることを伺い、私の考えでは足りない部分を日々学び吸収しています。

患者様とのやりとりにおいても、クリニック全体に意識を飛ばし、クレームになりそうな事案を察知して早急に対処しておき、スタッフ全員と共有しておくことで、よくない口コミなどを予め回避している様子も日頃目にしています。

このように思考をどんどん深くしていく訓練を現在私も行っており、経験値を積み重ねていっています。

これが自費専門医院での経営のコツなのではないかと(もちろんそれだけではありませんが)私は毎日肌で感じています。

考えの深さというのは、これまでの経験から来るものであり

「勉強会に所属してるからすごい!」とか
「属していれば色んな人にすぐ聞けて何となく上手くなるかも」というのではなく

人の症例から失敗を学ぶ場と捉えて、同じミスを回避できるようどれだけ吸収していけるか?
というのが鍵になってくると思っています。

皆様も日々の診療や勉強会では、思考を細かく張り巡らせて、準備力を高める意識を持たれてみては如何でしょうか。

私も一緒に頑張ります!
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