逆の心理にこそ真実が?!/岩下太一の自費開業日記

逆の心理にこそ真実が?!



最近、私は「逆の心理」に興味があり、そこにこそ本質的な事が隠されているのではないかと!

ここ2年ぐらいフォーカスしているのが、失敗の仕方や、負の思考回路に陥る罠、行動心理です。

今まで成功本や自己啓発本を読み漁ってきた私ですが、逆から見る事によってより今まで読んできた内容が深く理解できるようになりました。

それらをいくつか挙げていきます。
皆さんもハッと気付かされることも多いのではないでしょうか?

①やることより「やらない事」を決める!

やる事の優先順位より、徹底的にやらない事を決める方がやる事を達成しやすい。

②やる気がでてからやるのではなく
「とりあえずやってみた」後にやる気が出る!

筋トレしたい人は毎日腕立て1回してみて下さい。
そうすると1回で終わる人はほとんどいなくて、5回-10回ぐらいは勢いでしちゃう。
10回しようとするからしないので、まずは1回やる。
これがスモールスタートでやる気を出すコツです。

③結婚とは幸せになる相手ではなく、この人となら苦労を共にできる相手を探す事

これもまた真実であり面白い考え方だ。
苦労を共に乗り越えられる人を探す方が上手くいくのかな?!

④成功よりも失敗の方が再現性が高い

成功よりも、みんな同じ失敗をする確率の方が高い。
みんながする失敗を調査して、そうならないようにする事も成功への重要な要素。

⑤負けなければ自ずと勝ちとなる

テスタさんという投資家の方がつい先日通算100億の利益になったと言っていた。

彼の座右の銘は

「負けなければ自ずと勝ちとなる」

で打席に立ち続けて徹底的に負けないようにしたからここまでこれたと。

投資の世界では9割の人が稼ぎたい、勝ちたいと思ってトレードをするが、テスタさんは徹底的に負けない要素を排除する戦い方をされたそうです。

⑥幸せになる

「一瞬でも幸せになりたいなら好きな物をたべなさい」
「1時間幸せになりたいなら仲のいい人と話しなさい」
「1日幸せになりたいなら大好きな人とでかけなさい」
「毎日幸せになりたいなら今が幸せであることに気付きなさい」

今の自分が幸せである事に気づけば、人はずっと幸せになれる。

⑦幸せとは冷蔵庫のあまり物で料理をつくるようなもの

秋元康さんが仰っていた言葉です。
冷蔵庫を見た時にじゃがいもや人参ががないからカレーがつくれない。ではなくて、今の冷蔵庫にあるものでカレーは作れないけど焼きそばもどきはつくれるよね。

など、あまり物で作った料理で美味しい物が食べれたら幸せだよね。
ない物ばかりに目をむけるのではなく、今ある物に目を向けてそれでどうするかを工夫するだけで、幸せになれる。

⑧死を意識することで「生」を意識する。

40歳を超えたあたりから、死を意識しだした。
死ぬまでに何ができるか?
それなら、どういきたいか?
何がしたいか?と考えるようになった。
人生は一回きり。

「生」はあの世からの修学旅行で、死ねばあの世に帰る。

そして、あの世で私はみんなに言う。

「岩下太一という体をかりてこんな事をやったよ」と。

だから死ぬまでに思い出をいっぱいつくってあの世に帰りたい。

100年経ったら誰も自分の事は覚えてない。
それなら恥ずかしくてやらないとかは考えなくて良いですよね。

スティーブ・ジョブズの病室のベッドでのエピソードが胸に来る。

死ぬ間際には、地位や名誉や財産などはなんの意味もなく色褪せ、人との思い出や愛情しかあの世にもっていけない。。。

逆の視点や心理からみる事で真実が見えることがあります。この視点は身につけておくと便利ですね。