ソロバンを弾けるようになってから ロマンを語る/岩下太一の自費開業日記

ソロバンを弾けるようになってから ロマンを語る



私は今かなり追い詰められています。
かなり負荷のかかった状態です。
苦しくて逃げ出したくなりますが、これが成長できる前段階とわかっているので逃げません。

私のセミナーでは、経営者はまずは

「ソロバンを弾けるようになってから
            ロマンを語ろう」

といっています。

まずは3年間で経営を安定させないと、患者様、スタッフ、家族を守る事ができません。

潤沢な運転資金を確保すると患者様のためにより良い治療のための機材や設備投資、さらには時間もかける事が可能です。

スタッフにもお給料やボーナス、時間なども支給できます。
家族との濃厚な時間も取りやすくなります。

ここまで来てようやくロマンを語れるのです。

ロマンとは人それぞれ違うと思います。
自分の思ったとおりの治療を思う存分するための環境を整えたいと思う人もいるでしょう。

中には、いい生活をしたい。
家族と世界中を回りたい。
車や時計、いい服を着たい人もいるでしょう。

そこまで頑張ったのであれば、その人はご褒美として受け取る資格があると思います。

因みに私のロマンとは

「デジタル歯科学校」で全国のクリニックのデジタル歯科治療の普及に貢献したいというものです。

デジタル歯科治療はドクターだけでなく、歯科衛生士、スタッフまで理解すべきであり、クリニック全体で取り組むべき課題です。

その一助にデジ校がなればと考えています。
今は無料でこれらを提供しています。

その為に私は「時間」という報酬が必要になりました。

今年から配信しているデジ校の負荷は凄すぎて、こんな負荷は今まで感じた事がないレベルです。

2023年の年末年始、6日間の休みがありましたが、5日間クリニックにいました。
デジ校の準備です。

今、私は週3日休みをデジ校に費やしているのが現状です。
日曜日は子供と家族が中心ですが、子供との時間以外は全てパソコンに向かっています。

デジ校の準備は、台本を作った後に一人で何時間も話し、プレゼンの組み直しや、話し方の修正や何度も撮り直すので時間がかかります。

そこから編集チームとの打ち合わせ、指示を出して、インスタ投稿の原稿作成。
YouTubeの概要欄の作成や打ち合わせが入ります。

更にクリニックの方も新たな大きな施策を考えていますが、細かな準備が間に合わず、とうとうオンライン秘書を雇う始末です。

勤務日は審査診断とクリンチェック、診療、オペをしながら、治療終了後は勤務医との症例検討。(これはめちゃくちゃ楽しい)

更に他のドクターから頼まれる治療の家庭教師をズームで行った後に、web関係の打ち合わせが入ります。

これらを誰に言われた訳でもなく、自ら選択しやり続けているのです。
だから続ける事ができるのです。

これらの負荷を乗り越えたとき、私はどれほど成長できるのか!!!    

「おー!おーっっおー!おーっっ!」

考えただけで興奮が止まりません。
もう単なる変態かもしれませんね!笑

負荷をかける事でそれが当たり前になった時、めちゃくちゃ成長していると思います。
(もしくは、その前に倒れるか。。。)

孫悟空も瀕死の状態から復活するたびに、パワーアップしていましたよね。
私もいつかスーパーサイヤ人になりたいものです。