人は見た目が9割?/レオ先生の自費診療日記

人は見た目が9割?/レオ先生の自費診療日記



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前回からの続きです。

2022年12月。
これまで貯めていた貯金を崩して、webセミナーや勉強会の年間コースを色々申し込み、スキルアップを目指すモチベーションが戻ってきたのでした。

そして年明けの2023年1月から、大量の有休を消化するとともに4月からの勤務をスムーズに行えるよう、空いた日はスマイルデザインクリニックの見学に行くことになりました。

白衣と靴を持ってくるよう言われていた私は、特に何も考えずに普段使用しているスクラブ、パンツ、院内シューズを持っていきました。

着替えを済ませて朝礼に向かい、初めて会うスタッフの方々に挨拶を済ませると、そこでスタッフさんに

「先生マスク外してお顔見せてください!」

と言われ、マスクを外すと

「うん、合格!!」

…何のオーディション!?
と思いながら突然のことに困惑。

その真意は、患者さんへの第一印象がどうかというものでした。

幸い、毎朝きちんと身なりを整えて外に出ているので、何とか合格しました。

スマイルデザインクリニックは、ホームページを見て来院される方がほぼ100%で、患者さん自身も事前に色々と調べているし、webページをくまなく見てから来られる方も多いです。

そして、初回から自費治療のコンサルを受けるとなると、どうしても初めての場所で緊張もするし、身構えている方が多いので、初対面の印象が極めて重要であるということです。

言われてみれば当然のことですが、髪の毛がボサボサだとか、無精髭が生えていると、清潔感がないと思われ、この先生大丈夫か?
と警戒される要因になるのです。

そんな教えを朝一番からいただき、改めてすごいところに来たんだなぁ…と実感しました。

その後も、岩下先生からの話を聞くにつれて、自費開業に必要なものは技術の他に、患者さんが来院した後、如何に成約に結びつけるかという院内の雰囲気も大切だということを痛感しました。

高い技術を持ち、患者さんに来院してもらうマーケティング力を身につけ、そして患者さんに選んでもらうための信頼感がセットであると。

人は見た目じゃなくて中身が大事!なんてセリフもよく聞きますが、やっぱり人は第一印象を左右する見た目が一番大事なんだということです。

先程の清潔感もそうですが、歯並びの悪いドクターに矯正のことを押されても患者さんからしたら「いや先生もガタガタやん」と思われて説得力がないものです。
ヨレヨレの白衣を着ていても、人によってはやめとこうと思われる原因になり得るし、パンツや靴などにも十分気を配って綺麗に保ってこそ、信頼感を増すことになるのです。

院内の雰囲気と清潔感という点で、黒のパンツ、普通のスニーカーを持ってきていた私はダメ出しをくらい、そこまで読み切れていなかった自分の至らなさに反省しました。

印象を少しでも良くするために、自分ですぐできる小さなことは全部やって、その上でハキハキと自信を持った話し方をするだけでも成約率は変わってくるものだということを知り、明日から実践しようと帰路についたのでした。

小さな積み重ねで結果が違ってくるのなら、やらなきゃ損ですよね!

初対面で若い先生だとか、ただの勤務医だとか思われると、それも自費診療においてはハードルが上がることになるので、そんなお悩みがある方はよかったら見た目を整えること、ぜひ参考にしてください!。