第3話
開業に向けて保険診療の必要性
まず開業するには、保険診療をやらないと、自費診療だけでは、食べてはいけない。
これだけは確実だ!
でも卒業3年目から保険診療に携わってこなかった私は保険点数の概念がスッポリ抜け落ちていた。
開業前にしておかないといけないことの一つに保険診療のところに短期でバイトにいって保険点数の計算の仕方を徹底的に勉強する。
できれば3ヶ月!長くて半年!
そうしないと、保険診療はできない。
保険診療には保険のルールがあり、それを知らなければ保険診療というルールの中での効率の良い経営手法が分からない。
これは開業前のやることリストの上位項目の一つに入れておこう。
友達や先輩のところに勤めるか、新たなところを探して就職するか色々考えないと…。
さて、とりあえずの開業前にやることを整理すると。
①保険診療の勉強をする
②分院長を引き継でくれる歯科医師を探す
③オーナーに退職を伝える
④開業を手伝ってくれる人を探す
この4つを念頭に動き出そうと思った
保険診療の勉強は分院長を辞めてから短期でやるとして、②〜④をここから進めていかなかればならない!
オーナーに退職を伝えるのは自分でできるし、分院長を引き継いでくれるスーパー優秀な歯科医師は予め見つけていた。
彼に引き継げるように環境を整えて、スムーズに移行できるようにしておかないと。
最後に、開業を手伝ってくれる人をどう探すか。
さて、どうしたものか。。。。
とりあえず、開業セミナーに行こうか?
いつも来てくれている材料屋さんに相談しようか?
仲の良いドクターに相談しようか?
色々と考えた上で、1番仲の良いドクターに相談することにした!
彼は、自分の開業を手伝ってくれた人に是非とも一度会ってみることを強く勧めてきた。
正直大手メーカーにお願いした方が情報も入ってくるだろうし、それが一番確実かなと思っていたが、あまりにも彼が推してくるので一度会ってみて、開業というものを勉強する機会としても良いかなと思った。
そして、後日紹介者の彼も踏まえて三人で会う約束した。
そこで、紹介されたのが
「中松尾氏」
という少し不思議な人でした。
次回に続く
(2017年9月の出来事 開業まで後22ヶ月)
〜少し先輩からのアドバイス〜
①やる事リストを整理する
→今、何をやるべきかと、今後何をしなくてはいけないかの見通しを立てておく。
そして、それぞれの期限をつけて、おくと尚良い
②選択肢を列挙し考える