10本の矢　あなたのハートに何本刺さる？！

私が考える10本の矢というのは、100件に1件しかないシステムを準備することである。

ビジネスにおいて、基本的に素人が真剣に考えたアイデアの成功確率は10発中、2-3発ぐらいだそうだ。
ビジネス経験が高くなってくると、先を見通せるようになり最終的には7-8割ぐらいの確率になるらしい。

とりあえず、当たりが出るまでカードをめくり続けるしかない。
ここで、私が用意した矢の一部を紹介します。

(セミナーでは全てお見せしています。もちろん数百万円を費やしたにも関わらず、大失敗の矢もあります。
院内の見学をして頂き、大失敗の矢も包み隠さずお見せし「なぜそれが失敗したのか？」その原因なども説明しております。)
　
①ホームページ
2017年の年末から、2018年。
そして2019年に入っても、とにかく文章を書きまくっていた。
開業3ヶ月前には、完成させて、求人情報も発信していく予定で動いていた。
私の開業の勝負は3ヶ月前から始まっているのだ。
(私はテストは前日徹夜できるタイプではなく、前もって準備するコツコツタイプだ。前もって準備しておかないと安心できずに、お腹が痛くなるチキンな奴です(泣)) オープンは2019年7月になったが、ホームページは3ヶ月前には2019年の4月1日には公開した。
Googleマイビジネスへの登録は住所が確定し、電話番号も必要となるので、それまでにできる事をひたすらやり続けた。あと、ホームページというのは、ページをアップしても、正式にGoogleが隅々まで読み込むのには、3-6ヶ月かかることをご存じだろうか？
だから、開業3ヶ月前にアップする必要があった。

②100インチの大画面！
私のクリニックはサイネージシステムと言って、49インチのモニターを4枚並べて、チャンネルを用いて1つの画面にできるシステムを導入している。1つの歯が顔ぐらいの大きさになる。チェアーに座るとまるで小型の映画館だ。
例えるなら黒板の前に立って説明するようなイメージだ。インプラント希望のお年寄りなどは、小さな画面では見えにくい。そういった配慮から大画面で見せるにはどうしたらよいかを考えた結果だ。
そして、右下の一枚のモニターのみ、マイクロスコープの画像が出るようにもチャンネル設定している。

③スタジオの設置
顔貌を綺麗に撮影し、クリスチャンコーチマンのDSDを効果的に使用するために、スタジオを設置した。照明や機材も色々と勉強し、天井のライトもこだわり、黒とシルバーのモノクロ調の部屋に仕上げた。光の反射を考えた白のスライドも天井に設置した。ファイナルの歯が入る前に患者様に未来の笑顔を見て頂くためのスタジオである。

他にも、真剣に考えた矢はいくつかある。
ある歯科医院に何度も見学にいき、素敵なトリートメントコーディネーターにお話しを伺い、勉強させて頂いたのもその一つだ。

このように、他店とは違った患者様の為のアイデアをひねりだせるだけ捻り出した。

さあ、この矢が患者様のハートに刺さるかは、開業してからの答え合わせである。

（2019年2月の出来事　開業まであと5ヶ月）

〜ちょっと先輩からのアドバイス〜

セミナーでは院内の見学も含めて、私の3年間の検証結果を全て説明しています。

私が
どう考えて
どう行動して
どれが成功して
どれが失敗したのか？

それらの検証と反省、次にどう活かすのか！
これが非常に面白い！