第45話 地獄からの生還

第45話

地獄からの生還

2020年1月からお問い合わせ10件以上を確保できるようになり、クリニックに活気が戻ってきた。

アポイントも1日に2-5件は必ず入るので、スタッフも適度に忙しく笑顔が戻ってきた。

本当に良かった。本当に。。
あかん、泣きそう! (嬉)

暇は人をダメにすると同時に不安にさせる。

人は1日に4時間以上暇があると幸福度が下がるという実験データがあるが、たしかに暇すぎると余計な事を考えてしまう。
適度に忙しいぐらいが充実し、幸せを感じるそうだ。

本当に年末は生きた心地がしなかった。
今はなんとか乗り切った感がでているが、安心は禁物だ!
こういう時こそコツコツ未来への種蒔きを続けなくてはいけない。

お問い合わせが10件以上といっても、実際に来られる人は8-9割ぐらいだ。
当院はTC(トリートメントコーディネーター)が電話をとるので高確率でアポイントにつながる。

「ボトルネック」という言葉を皆さんご存知だろうか?

ボトルネックとは、一番足を引っ張っている悪因の事を指す。
自費診療を望まれる患者様の治療は高額となるため、契約に至るためには様々な壁を突破しないといけない。

①先ずはwebで認知してもらうこと
②ホームページをクリックしてもらう
③お問い合わせ メールor電話
④アポイント予約
⑤来院 初診コンサル
⑥資料採り
⑦診断、見積もり掲示
⑧契約

常にどの段階が今のクリニックの「ボトルネック」になってるかを意識して、対策を練る必要がある。
あと、ボトルネックは移動する事も忘れてはならない。

年末の私のボトルネックは③が原因であり、写真の変更によってそれが解消された。

契約までの流れを細かく因数分解を行い、ステップごとに戦略を立てる。
これがマーケティングである。

たいていは、「認知」の段階でつまづく事が多いのだが、そこを乗り越えると新たなボトルネックができる。

このような考え方を私の周りの先生方と一緒に勉強し、web業者さんもチームとなって一緒に戦略をねる。

人間は追い込まれると、何とかしてアイデアを捻り出そうとする。
その時に人は劇的に成長する。

私の周りの先生方も私もピンチのたびに、アイデアを捻り出し、色々と考えて対策をして成長できた。

何度もその瞬間を中松尾さんと私は見てきた!

2020年の頭には、IDL(合理的歯科ライフ)というチームは無かったが、2022年10月の今、これに賛同してくれ、面白いと思ってくれる人達が少しづつ増えてきた。
本当に皆さまありがとうございます。

話を戻すが、活気が戻ってきたのは良いのだが、ここでまた新たな「敵」が現れるのである。

「コロナウイルス」

だ。2020年に入ってコロナの問題がでてきたのである。
開業して一年経たないのに色々と起こるものだ。

しかも、3月にハワイにスタッフ全員で社員旅行に行くことも決めていたので、それもどうなるかわからない状況だ。 
 
うーん…どうなることやら??

でも一つだけ分かってる事がある。

変化に対応できる者だけが生き残る!

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〜少し先輩からのアドバイス〜

変化する事を怖がらないで!
変化することをデフォルト(標準)にして!
変化するのに一番簡単なのは

「環境」を変えること。

なりたい人が集まっている環境に飛び込むのが手っ取り早い。