SNSで自費集客苦戦しています!/レオ先生の自費診療日記

SNSで自費集客苦戦しています!/レオ先生の自費診療日記



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前回からの続きです。

2023年1月からスマイルデザインクリニックの見学に行きはじめ、第一印象から信頼される雰囲気を出すことがどれだけ重要であるかを知りました。

そこから私は入職するまでに白のパンツ、革靴、高級感のある白衣を揃え、首元がよれたスクラブは捨て、胸にさすペンも100円で買える物から重厚感のある物に変えていったのでした。

そんな準備と並行して、勤務医時代にすべきこととして岩下先生から挙げていただいたのが

「SNSのアカウントを育てる」

ということでした。

無料でできて普通に運用していれば特別なリスクはないので、絶対にやった方が良いと。

2度目の面接があった秋の時点で言われていた私は、そこから数ヶ月かけて情報収集をひたすら行い、Instagram、TikTok、Xに新たなアカウントを作りました。
(今も定期的にInstagramの運用に関してはアンテナを張っており、どんどんアルゴリズムやトレンドが変化しているのを感じます。)

そして3月から実際に運用を始めてみると、TikTokとXは今まで全く使っていなかったこともあり、世間で言われている通りそれぞれのSNSでは年齢層や雰囲気が違うことを肌で感じ、患者さんに来院を促すための導線を作るのはかなり難しいと実感しました。

しっかりとコンセプトを決め、ターゲットをどこに設定し、どういうルートでお問合せに繋げていくのが一番良いかというところから逆算して、運用していく必要があるんじゃないかと思っています。

自費のメニューの中では、例えば審美的な内容は反応が得られやすく、お悩み解決系はなかなか難しいと言われていたりしますが、そこをどうにか攻略して、勤務医の間に自分で集患の再現性を取るというのが私の今の目標です。

運用初期から認知を取るために、色々自分で学んだノウハウを詰め込んでショート動画を作成し、実際にInstagramとTikTokに投稿してみたところ、どちらもたった2,3日で1万回以上の再生が回り、よっしゃこれで何かしらの反応に繋がるやろ!と思いましたが、フォロワーが少し増えたくらいで落ち着き、プチバズりタイムは終了。

岩下先生とのちに検証をしたところ、つい手を止めて興味本位で動画を見てるだけで終わってしまってて、それが悩み解決や来院の動機には繋がってないんだろうねという結論に至りました。

自分でも検証してみると、見ている年齢層は内容によっても全然違いますが、基本TikTokの方が若く、コメントもTikTokの方がつきやすいことがわかり、こういうところをこうしたらもっとこの層に刺さるんじゃないか?などと、新たな計画を立ててそれをさらに試してみるのが面白かったりします。

ここ最近は私自身のキャパが不足しており、自分の一般向けアカウントは少し充電中ですが、集患のための施策は色々と思い浮かんでおり、近いうちに再開していけたらと思っています。

どの媒体でも言えることですが、SNS運用で成功するためにはコツコツと継続し、やりっぱなしではなくその内容を分析して改善させていくことが一番の近道なようです。

自分自身にも改めて言い聞かせて、このSNS全盛時代において自らの発信で患者さんを集め、それを自分の専門分野に落とし込み、自費診療へと繋げていくことを目指していこうと思います。